【四柱推命思考論】身旺・身弱について
JUGEMテーマ:占い
土曜日担当のほうげつあきよしです。
久しぶりに四柱推命思考論をお送り致します。
四柱推命でよくスポットライトを浴びる象意として
「身旺か身弱か」
があります。
この「身旺」「身弱」の判断って、結構流派によって
違ったりします。
ちなみに私は「月令」を得ているかどうかと十二運の
強弱要素で判断致します。
「月令」については、平たく言うと生まれ日の十干と
生まれ月の十二支が同じ象意の場合は「月令を得る」と
なります。
例えば甲乙=春の象意なので、春の十二支である「寅卯」
が生まれ月の人は月令を得ることとなります。
十二運の強弱については、例えば隆盛を表す「建禄」
「帝旺」を持つ人は強く、衰運を表す「死」「絶」などは
弱いと定義します。
さて、こういう話をすると必ず思うのが
「身旺の方が強くていいんだよね?」
という思いこみです。
たしかに身旺は社会的に「前に出る」人が多い
傾向があります。
勇敢ですが人の言うことは聞かない傾向があります。
身弱の人は控えめな人が多い傾向があります。
ストレスに敏感な人が多く、色々気がつく傾向です。
しかし本当に「強ければよい」のでしょうか?
人間社会が「身旺」の人ばかりだったら多分人間達は
戦争ばかりで絶滅するでしょう。
「身弱」の人ばかりだと、おそらく前に進まなくなって
やはり絶滅するでしょう。
組織で考えたら「前に出る」立場と「後ろで支える」
立場は両輪です。
夫婦の場合、身旺同志は「家庭に夫が二人いる」状態に
なる傾向が強く、喧嘩も派手な傾向があります。
身弱同志は「お互いに気を遣いすぎ」な傾向があり
どちらかが不信感を持っても表に出さないので「冷戦」
になりがちな傾向があります。
ベストな組み合わせは身旺と身弱の夫婦なのです。
(もちろん変通星と十二運の相性も重要ですが。。。)
つまり「身旺」と「身弱」はお互いの意味があり
「どちらかがよい」
訳ではありません。そもそもそういう事を言うこと自体
無意味です。
歴代の首相やセレブな経営者といった「時代のリーダー」も
身弱の方は多くいます。
生まれ持った象意をうまく活用することが四柱推命の
醍醐味でありますが、時代のリーダーとなった人達は
それらをすでに体得していたのかもしれません。
了
・今年もかさこ塾フェスタ東京に出展致します。
好きを仕事にする見本市
かさこ塾フェスタ東京2017
日時:4月16日(日)10時?18時
会場:東京文具共和会館 2階
住所:東京都台東区柳橋1-2-10
アクセス:JR浅草橋駅東口から徒歩3分
都営浅草線浅草橋駅A1出口から徒歩3分
出展内容については、以下の記事にまとめましたので
よろしければこちらもご確認下さい^^
4/16(日)は浅草橋でお会いしましょう〜「かさこ塾フェスタ東京」出展いたします〜
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- 2017.02.25 Saturday
- 07:00
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- by ほうげつあきよし